皆さん、Bom dia!
今回のこの件、もしこの出来事がなかったらずっと自分自身について考えずに、チームのことを考えずにいたかもしれません。
この試合の日、僕はスタメンを外れました。
試合直前の直前まで僕は知りませんでした。
ウォームアップ前のスタメン発表で知らされました…
しかし、先輩の日本人選手ユウタくんは試合の日の朝から、僕がスタメンを外れることを知っていました。
ボスから朝、僕の件で呼び出しがあったそうでした。
『”前日の練習での態度”で、タクムはスタメンじゃない。』との話が…
ユウタくんは、試合前も試合後も、このことについて僕に話すことはありませんでした。
僕がチームに謝罪し、これからは前を向いてやっていくしかない!となった後に、ユウタくんからこの話を聞きました。
『実はタクムのスタメン落ちは試合当日の朝、ボスから呼び出しがあって知ってたんや。』
僕は“そうやったんや!!”となりました。
続けてユウタくんは、『最初から(試合前から)言ってあげてたら良かったな…』って…
確かにこの試合に出られない理由が分からなく、苛立ちを隠せずに居ました。
スタメン落ちの理由を聞いた時、納得した自分が居たので、最初から聞いていたら納得した状態で試合に入れていたかもしれません。
でも、僕はその時思いました。
ユウタくんが僕に言わなかったことが「正解」やったなって…
今回の件が無かったら、最後の最後までチームにとってよくない行動を僕はとり続けていたかもしれません。
しかも、それが自分が良かれと思っているだけで、チームにとってはマイナスな行動を…
1シーズン通して、その気付きがなく終わっていたことでしょう…
そう思うとゾッとします…
これで良かったです。
良かったかどうかを決めるのは僕の今後の行動次第です。
チームのために…
そんな気付きを与えてくれたことに感謝です。
今回はそんな気付きについてでした。
それではこの辺りで!VAMOS!!!!!
たくむ
Official site | Takumu-Nishihara | 西原拓夢 オフィシャルサイト
『J. FOOTBALLER』では、海外でプレーする日本人選手からの寄稿を募集しています。所属カテゴリーや寄稿の頻度を問わず記事ページをご作成いただけますので、海外での日常やサッカー生活について発信したい方・ご自身のPRに活用したい方は、是非ご利用ください。