皆さん、Bom dia!
先日の試合の日。
いつものようにロッカールームで試合の準備をしていると、ブラジル人選手が僕の元に来て、スマフォを見せてきました。
翻訳機能を使い、『私はあなたの志を愛しています』と。
僕はいきなりのことで“ん?”という表情をすると、続けてスマフォで文字を打ち…
『試合前、あなたが1人で集中している姿を尊敬します。』と、そんな言葉をもらいました。
彼は海外でプレーするのは初めてで、何一つ英語が話せなかった選手ですが、毎日英語のレッスンを受けて頑張っています。
そんな彼から翻訳を通してですが、思っていることを素直に伝えてもらったことは嬉しかったです。
7月にあった東南アジアの大会で敗戦した後も、バスの中で翻訳機能を使い、『タクムの熱い想いが好き。これからも一緒に闘いたい!』と言ってもらいました。
僕はこのクラブとは、ラオスリーグが終了するまでの契約をしていました。
彼はこの東南アジアの大会後に、ラオスリーグ終了までの契約延長にサインをし、このクラブに残ることとなりました。
彼からこの大会後、『タクムはラオスリーグも闘うのか?』と聞かれ、「もちろん!最後までプレーするよ!」と伝えると、とびきりの笑顔で喜んでくれたのを今でも覚えています。
僕は彼が大好きだし、彼の熱いところも含めて魅力あふれる選手だと思っています。
ディフェンダーの選手で、本当に強靭な身体で、練習中はバチバチすることもしばしば。
身体がでかいのもあって、バチバチすると彼の肘がよく顔に食らうことも…
その度に『ごめんな!』って謝ってきますが、それでもバチバチは辞めないところ、大好きです。
海外に居ると、そういうのも気を遣う選手が居るので、そこを割り切って思いっきりバチバチ来てくれるのは逆に有難いし、そういう関係であり続けたいです。
そんな彼と共に、頂点目指していきます!
今回はそんなブラジル人選手との会話の話でした。
それではこの辺りで!VAMOS!!!!!!
たくむ
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