【西原拓夢選手 寄稿】辞めることはネガティブなことなのか

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皆さん、Bom dia!

何かを辞めることって本当にネガティブなことなのか?

何かを辞めることって、どこかネガティブに捉えられがちに思いますが、僕はそんな風には思いません。

何かが気に食わなかったり、少し嫌な想いをして、”直ぐに辞める”ということに対しては良いとは考えませんが、その現象に背くことなく向き合い、それでもダメなら違う選択をしたって良いと僕は思います。

僕は海外で色んな経験をしている最中です。

そしてその中で、目を背けたくなる出来事に向き合いそれでもダメだと思い、辞めたこともありました。

それとは逆に、辞めようと思ったけどキチンと向き合い、辞めない選択を取ったこともありました。

 

前者では、今年に入ってマルタでプレーした際、クラブの志向、選手に対するリスペクト、監督の決断、環境、色んな壁があり、向き合い続けましたが、最終的にクラブを離れる選択をしました。

何一つ後悔はありません。

後者では、今回のラオスでの出来事。僕の日頃の態度が悪く、ボスや監督、選手からの言葉で、「クラブを辞めて日本に帰ろうかな」という考えも実際脳裏に浮かんでいました。

それでも「ここで逃げたらあかんな」という気持ちの方が強くあり、皆んなの前で話し、キチンと向き合い、このクラブに残れることとなりました。

この件に関しては、キチンと向き合えたこと、そして周りの皆んなのお陰で”向き合わせてもらえた”こと、僕1人じゃ無理だったなと思います。

だから、最初から”辞める”ではなく、しっかり目の前のことと向き合うことの大事さも学びました。

それでもダメなら辞めたって良いと思います。

その選択は、決して逃げでは無く、新たな挑戦であると僕は思っています。

 

転職だって、転校だって、移籍だって、なんだってそうです。

今いる場所が全てでは無いです。

今いる場所は、もしかしたらめちゃくちゃ小さなところかもしれません。

いや、小さなところですよね。

世界はとてつもなく広いです。

 

そんな何かを辞める、というお話でした。

それではこの辺りで!VAMOS!!!!!

たくむ

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