【内山竣太選手 寄稿】怪我まみれだった僕が変えたこと

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2024年シーズン終了|内山竣太/Shunta Uchiyama
10/19の最終節を終え、2024年フィンランド2部リーグ Ykkosliiga での全2...

先日こちらの note にて、2024年シーズンが終了したことをお伝えさせてもらいました。

今シーズンは今までのサッカー人生の中で、最もレベルの高いリーグにも関わらず、例年以上に怪我なく試合に絡むことができ、個人としてはとても充実したシーズンになりました。

そこで、例年以上に意識した、例年よりも取り組んだ事などを皆さんにシェアしたいと思います。

 

1. シーズン中の高重量トレーニングをギリギリまで減らした

去年までは四六時中頭の中によぎっていた危機感から、自らを向上させようとシーズン中であろうがなかろうが、ジムにてかなり負荷のかかるトレーニングをしてきました。

それを今年からは、身体が小さくならない程度、コンディションを落とさないギリギリを自分で感じながら、出来るだけ高重量トレーニングを避けました。

パーソナルトレーニングを取り入れたり、パーソナルトレーナーがいるわけでもないので、何が正解かはいまだに分かりません。

それでも日々体重をチェックし、これまでの怪我経験を活かし、自分の身体への感覚をなるべく研ぎ澄ましながら、基本的に各部位のトレーニングを週1日 or 時には0日の週もありました。

その分シーズンが終わった今は、少しずつ高重量トレーニングを取り入れています。

2. 暇さえあればバイクを漕いだ

今年は新しいルーティーンとして、ジムに着き次第まず20〜30分のバイクを取り入れました。

これには自分なりにリカバリーとウォーミングアップの意味合いを持ち週に3.4日ほど行いました。

シーズン前の両足首に捻挫を抱えていた時、シーズン中に試合が無かった週なども、バイクメニューで身体に負荷をかけていました。

リカバリーの為のバイクとストレッチのみの日も2週間に1日ほどありましたが、ジムに行ったというメンタル的なもの、身体に疲労を蓄積しないという両面が得られ、良い時間になっていたのかもしれません。

3. 好きなものを食べた

基本的に身体に良いものを食べ、無駄なものを食べないような生活でしたが、定期的にご褒美がてら自分の好きなものを食べていました。

朝食  フルーツ、プロテイン、少量の炭水化物
昼食  チーム提供のランチ
夕食  ご飯、味噌汁、肉、ブロッコリー、その他の野菜、フルーツ

が基本的な食生活です。

去年までは金銭的にそんなに余裕がなかった + メンタル的に我慢を強いられていて、とても身体に悪いとわかっていながらお金を使って無駄なものを食べる気にはなれませんでした。

それを今年はメンタル的余裕 → パフォーマンス向上に繋がると自分を納得させ、駄菓子やジュース、唐揚げ、インスタントラーメンなどを少し食べていました。

小さな事の我慢の積み重ねが自信に繋がります。

アスリートにとってめちゃくちゃ大事なことです。

それでも今年はやるべきことはしっかりこなした上で、時間やタイミングは考えながら自分の好きなことを食べていたことも、長時間の出場時間確保に繋がっていたと信じています。

4.米の種類を変えた

去年まではヨーロッパで名を馳せている LIDL というスーパーの1番安い米を食べていました。

それを今年から100%日本米かは定かではないですが、極力日本のものと近いものを選び、食べていました。

もちろん値段は2倍ほど違いますが、それでも20キロ単位で毎回買うとそれほど家計を圧迫するものでもありませんでした。

味や食感はもちろん、おそらく栄養的にも日本人の僕には合っていたと思います。

 

大きく分類分けをするとこれら4つの変化が去年から今年にかけてありました。

もちろん常にウィークポイントと向き合い、改善する努力をすることは大事です。

しかし、それ以上にサッカー選手として、怪我なくピッチで結果を残し続けることが最も大事です。

それを実現するため、なるべく身体的、精神的疲労を取り除いていた結果このような行いに行き着きました。

フィンランド2部程度のサッカー選手の行いなので、もっと高みを目指す選手達は参考にするべきことではないのかもしれません。

それでもフィンランドで初めてプロサッカー選手になり、日本で無名の県リーガーだった僕としては自信になりました。

もし何か行き詰まっていたり、何か変えてみたいと思っている方がいたら、これらを参考にしてみてください。

精神的な健康が間違いなく肉体的健康、パフォーマンス向上に繋がります。

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内山選手note

 


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