以前上記の記事で書いた通り、成績不振により去年から共に戦ってきた監督が解任になり新監督と共にチームはリスタートをしました。
短い準備期間の中、何よりも結果が求められたリーグ戦に向けては、技術の向上や何か新しいことに取り組むというよりは、チームとして共通認識を持つことや今までチームとして決定的に欠けていた皆が当たり前の様にハードワークするという部分に焦点を当てトレーニングが行われました。
迎えた6/11のリーグ戦では、新監督が以前在籍してたチームで出場停止処分を喰らってたこともありベンチ外となりましたが、前期1-3で敗れた相手に4-1で勝利することができました。
やってる選手たちの感覚やムードも今までと違いましたし、見てた友人やサポーター達も違いを感じていたと聞きました。
新監督のどんな選手にも高いレベルでのハードワーク、デュエルを求める姿勢が短い準備時間ですらチームを良い方向へ導いてるのを実感しました。
以前の記事で少し触れていた、キャリアや実績のある選手達のプレーや立ち振る舞いに問題があった点は、もちろんこの短い期間で完璧に改善されるわけではありません。
それでも新監督が個人個人と面談をし、どんな選手でも選手交代を厭わない姿勢が皆に良いモチベーションを与えてくれています。
チームビルディングの部分でも一体感を生み出すトレーニングを数多く行ったり、今までになかった新たな取り組みを多くしてるので、それらも良い方向へ向かってると実感できる一つの要因になってると思います。
また当たり前のことですが、その選手の背景やキャリアに焦点を置くのではなく、ピッチ内での振る舞いに評価の基準を置いてくれるので凄いやりがいを感じてます。
6/14に行われたSuomen Cup(日本でいう天皇杯)でも下位カテゴリーのチームに確実に勝利をしベスト16へ進出しました。
ベスト16の相手は1部所属の格上になります。
日程的にはかなり過密になりますが、チームとしては良いモチベーションで試合に臨めます。
リーグ戦、カップ戦ともにチームの良い流れを継続できるようチームのために闘います👍
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