【内山竣太選手 寄稿】2年が経ちました

数日前にnoteの通知にて、noteを始めてから2周年が経ったとの知らせが届きました。

どのようなきっかけでnoteを始め、当初の目的はなんだったのか再確認しようと思い久しぶりに自分の初投稿の記事を読みました。
(よかったら皆さんもご覧ください)

今回はそんな初投稿時の初心を振り返りながら、
今純粋に思ってる気持ちを文章にしようと思います。

プロサッカー選手になることからの逆算|内山竣太/Shunta Uchiyama
初めまして。noteを始めた23歳内山竣太です。 自分の日々の行動、感じたことを好き勝手に...

noteを始めたきっかけ

2020シーズン、大学卒業後に当時広島県社会人1部リーグ所属の福山シティFCでプレーしていました。

ここから這い上がってプロになると意気込んでいたものの、なかなか思うような出場機会を得られず、同時に怪我にも苦しめられ、とても苦しいシーズンを過ごしていました。

シーズン終了と共に2021シーズンの新チームを探す決断をし、そんな中で、当時神奈川県社会人2部リーグ所属の鎌倉インターナショナルFCへ加入しました。
(今思うとなかなか勇気のある決断をしたなと思う)

J1から数えるとJ8に相当するリーグで、当時24歳になる歳だったので、普通に考えるとここからプロになるのはとても困難だろうと思われてたと思います。

福山時代は午前中に練習があり、午後からスポンサー企業で働かせてもらっていたので、何かとサッカーに融通が効く環境で、サッカー優先の生活を送らせていただいていました。
なので、当然のことながら常に選手全員が練習に100%の状態で臨むことができていました。

しかし、鎌倉はほとんどの選手が社会人として朝から夜まで働いた後に練習があり、練習に選手が集まらないことも多々あり、フットサルコートでの練習も珍しくはありませんでした。(10月以降はフルコートのピッチが完成)

そんな決して恵まれているとは言えない環境下でプレーしながらも、
そこからプロを目指す過程を発信したら面白いんじゃない?
内山にしか伝えられないことがあるんじゃない?と、とある先輩から助言を受けたことがきっかけでnoteを始めました。(当時よくラーメンや温泉に一緒に行った宇宙人先輩です)

初投稿内では
プロサッカー選手になることからの逆算と題し、
自己理解を高めることが、成長につながり、結果的にプロになる過程への手助けをしてくれると書いています。

その自己理解を高める方法として、
自分自身と向き合うことと弱い自分から脱却(人として強くなる)することを挙げています。

2年間noteを続けてきてそれらを今一度じっくり振り返ってみると、常に自分自身とは向き合って生きてきましたが、弱い自分から脱却することができているのかは正直分かりません。

それらが自分の成長に繋がっているかも自分では判断できていません。

2022年まではアマチュア選手としてプレーしていたため、結果を重要視していました。そこを貪欲に追い求める姿勢という意味では去年1年間でかなり成長したとは思います。

その甲斐もあって今年からは一応プロ契約選手として扱ってもらえるようになりました。

そういう意味ではnoteを始めた意味があったとも言えるでしょう。

しかし、ここまでプロとして思い描いていた生活は全くできていません。
生活の基盤はチームが提供してくれていますが、怪我に苦しめられています。そのせいでチームにもずっと迷惑をかけています。

一流はどんな環境下でもピッチで結果を出し続けます。
つまり怪我をしないというわけです。
そう考えると私はまだまだそこには程遠い選手です。

 

成功にとらわれるな。成長にとらわれろ。

本田圭佑

これは、今まで成果主義だった私がここ数年大事にしている言葉です。

もちろんアスリートとして結果が最重要視される世界なので、結果は当たり前に求めます。

しかし、それと同時に周りの声や成長スピードに惑わされることなく、自分の身体、精神と向き合いほんの僅かな成長を感じれるようになりたいと思ってます。

これが出来るようになると、noteを始めた目的の中にもある、自分自身と向き合いつつ自己理解が的確に生まれ、自身の成長に繋がります。

目に見える成長はあまりないかもしれませんが、
沢山の人や文化に触れながら、その過程を歩んできたここ2年だったのかなと思っています。

もちろんまだまだアスリート、人として未熟な事まみれです。

年齢的にも今年26歳で、世間一般的には良い大人な年齢かと思います。若者に負けないエネルギッシュさを発信しつつ、頭の中では小さな脳みそをフル回転させ、常に自分の成長に繋げられる材料を探しながら生きていきます。

引き続き宜しくお願いします。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!

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