タイトルにもある通り、なんらかのウイルス?バクテリア?に感染し、抗生物質の点滴治療のため念のため数日間入院していました。
現在は退院し自宅で錠剤での抗生物質治療、段階的にサッカーへの復帰を目指しています。
感染経路は明確には不明ですが、可能性としては
傷口からの感染とシンプルに皮膚からの感染が考えられています。
もともと怪我していた左膝がこのウイルスに感染し
通常では考えられないくらいパンパンに腫れ上がりました。
その影響で日常生活にも支障が出てきたので、受診した結果その場でなんの前置きもなく入院が決まった形です。
こんな簡単に入院て決まるのかな?と思いましたが
週末で医者達も通常勤務より減るということで、最善策を考えた結果入院になりました。
当初の予定通り3泊4日の入院で退院することができました。
その間は、1日3回の点滴、1日1回くらいの血液検査、1日4食の食事のみであとは病院内で自由にしてくれとのことでした。
下にとある日の1日の食事を載せました↓
日本の病院食を知らないのでなんとも言えませんが、とにかく足りませんでした。あと、栄養面で大丈夫か?と思いました😅
(個人的にきゅうりが大嫌いなので、ほぼ毎食きゅうりを取り除く作業も大変でした…)
そのため、2日目と3日目に知り合いに食べ物を持ってきてもらい、なんとか飢えを凌ぐ生活をしていました。
その他日本と違うなと思った点がいくつかあったのでご紹介します。
①車椅子の扱い方
私は高齢者施設に勤めていた経験があるので、最低限の車椅子マナーはわかっているつもりです。
それらと比較した感じ、こっちの人は大雑把な感じがします。決して身の危険があるとか、危ないとかいう意味ではありません。
具体的にどんなことかというと、初日に車椅子に乗り職員に押してもらっていたのですが、時々押してる手が離され、勝手に1人で動いてる状況になります。エレベーターへもとにかく押し込むという形で、言葉で表現しづらいのですが、とにかく日本人の丁寧過ぎるアレとは全然違いました😅
②ゴミ
今回運良く1人部屋だったのですが、最後にいつ前回の入居者がいたのかはわかりません。しかし、僕が入居して部屋を色々見渡すと、ゴミ箱には使い捨ての手袋が落ちてたり、部屋の棚に空き箱が放置してあったりしました。別にこれを見て不快になったわけでもなく、何か困ることでもないのでいいのですが、日本とは違うなと思いました。
あとは点滴や検査で定期的に看護師が部屋に来るのですが、その際にも何らかのゴミを置きっぱなしで帰ることもよくありました。
もちろん、清掃員の方が定期的に部屋に来て綺麗に掃除してくださっていたので、清潔感という意味では全く問題なく快適に過ごせました。
③自発的に行動起こす必要性
例えば、入院に関しての説明がほとんど何もありませんでした。お風呂は何時から、売店は何階、食事は何時に来る、など、、、
その都度聞いて、自分は今これがしたい。これはどうなっているのか。これはしていいのか。もちろん英語で。
入院して改めて、海外は至れり尽くせりの環境ではなく、自ら行動する文化が習慣化されていると感じることができました。
例えあなたが困っていたとしても、周囲の人はその様子を観察し、それらを感じ取ってくれる文化はこっちにはありません。
これは基本的に困っている人が集う病院ですらこんな感じだったので、日常生活にもサッカーにも間違い無く当てはまります。
日本だと良く言うと、気配り、思いやりです。
これは間違い無く日本人が誇るべき習慣だと思います。
小さい頃からその環境下で生活していたおかげで、自然と身についていると思います。
でも、悪く言うとその周囲の目は同調圧力と言うこともできるでしょう。海外では間違い無くこれはないように感じています。
かといってどっちが良い、悪いはなく、両方の良い面、悪い面を学び自分に活かせば良いのです。
少し入院生活から脱線してしまいましたが、今回の経験は間違いなく良い経験になりました。
健康管理により一層気をつけようと思いましたし、フィンランド、外国の文化についても少し学べたような気がします。
そして何と言っても元気な身体こそ、何をする上でも1番だなと痛いほど身に染みました。
感染症のせいで、怪我からの復帰が間違い無く遅くなりそうですが、なんとか4月末のリーグ開幕戦に間に合わせたいです。
まずは感染症と怪我の両方を繰り返さないように、しっかり薬を飲み、リハビリに努めていきます。
もしかしたらあいつ最近サッカーの更新が無く何をやっているんだと、思ってくださっていた方もいるかもしれませんが、僕は元気にしています!
ここから復帰に向けて頑張っていくので引き続き温かい目で見守ってくださると嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました😊
最後に病院や病室の様子を少しだけ↓
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