【内山竣太選手 寄稿】数試合の公式戦を終えた感想

4/23にフィンランドの3部リーグが開幕しました。
(3部=カッコネン)

ここまでリーグ戦3試合とカップ戦2試合が終わり、チームとしての結果は順調にきています。

リーグ戦は1-0.2-0.1-0の4得点無失点
カップ戦は4-2.3-0の7得点2失点です。

最初のカップ戦には契約の都合上出場できなかったので、
自分が出場した試合に限った話すると
4試合フル出場で、未だ無失点を継続できています。

リーグ開幕戦で決勝ゴールをアシスト出来たものの
そこからは目に見える結果を残せていません。

自分の持ち味としている対人や走力の部分は
数値化されることも少なく目立たない部分かもしれません

それでもそこを継続することは自分が生き残っていくために間違いなく必要になることで、その上でゴールやアシストの意識を今まで以上に持たなければいけません。

こっちにきてからずっと言ってますが、
今まで以上に目に見える結果に拘っていきます。

少しチームメートに関した話しをすると、
まず、当たり前ですがみんな体格がいいです。

その上、10代で技術を兼ね備えてる選手がいます。

彼らは日本で言う高校生ですが、
僕の感覚的に間違いなく日本の高校生よりポテンシャルがあると思っています。
(あくまで僕個人の感覚です)

忖度抜きに、彼らは一刻も早く強豪国や上位リーグに行くべきだと思います。

もちろん、日本人の技術は負けていないと思います。
それでも、外国人には外国人特有の謎の間合いみたいのがあり見ていて面白いなと思うこともあります。

日々新しい発見ばかりです。


ここまでホームでのリーグ戦は2試合ありましたが
日本では味わえない素晴らしい雰囲気を味わえています。

2試合とも450人程度のお客さんが来てくれました。

スクールの子供たちやその家族。
スタジアム横で売られてるビールやホットドッグを片手に盛り上げてくれるサッカー中毒のおっさんたち。

日本ではコロナの影響でここ2年くらい
試合中に歓声を浴びることがなかったので
自分のプレーで一喜一憂してくれる雰囲気は最高です。

ヨーロッパでそれほどサッカーが盛んとは言えない国の3部リーグにも関わらず、すでに、ホームとアウェーの差をものすごい実感しています。

ホームの試合終わりにはこんな僕ですら子供たちに囲まれます。これも日本だと味わえなかった環境です。

もちろん、日本人ということで物珍しさで近づいてくる子供もいるでしょう。
それでも試合当日に限らずオフの日のグラウンドや、グラウンド近くで声をかけてくれるちびっ子もいます。

試合を通じて少しずつ認知してきてもらえている感覚が嬉しいです。

もっと多くのお客さんに足を運んでもらうために
今後のリーグ戦も勝ち続けられるよう、
出来ることなら自分がチームを勝利に導くくらいの活躍をし続けたいです。

画像
通なおっちゃんたち
画像
ちびっ子サポーター

 


今週末からは1週間で3試合のハードな日程が始まります。
(リーグ戦2試合、カップ戦1試合)

リーグの2試合は今までの相手より
おそらく強いとみられている相手です。

カップ戦の相手はなんと1部所属のチームです。
(1部=ヴェイッカウスリーグ)

ヴェイッカウスリーグは日本でもご存知の方が多い田中亜土夢選手もプレーしているリーグです。
(アルビやセレッソで活躍された選手)

自分の目標としている最短の今夏で、上位リーグでプロ契約するためにとても大事なタフな3連戦になります。

自分が評価されるためには間違いなくチームのリーグでの戦績が重要になります。
それと同じくらい、カップ戦で上位クラブ相手に何ができたかも重要になると思います。

この2つを満たすために土曜日から始まる3連戦を戦い抜きたいと思います。

是非、心の片隅で応援していただけると嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました😊

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