先日フィンランド3部リーグ第18節が行われ、今シーズン初の逆転勝利を飾ることができました。
監督の古巣クラブでもあり、決勝点時の上の写真の監督のガッツポーズが全てを物語っています笑
相手は上位争いをしているクラブで、1部にトップチームがあるクラブのセカンドチームでした。来季2部へ昇格するためには僕たち相手に絶対に勝ち点3が欲しい状況だったと思います。
そのため、上位リーグ経験者を2名スタメンで使っていました。
一方僕たちは昇格こそ現実的に厳しいが、まだまだ上位進出への可能性を残すために勝ち点3が欲しい状況でした。
試合開始直後から相手のリズム良いボール回しに苦戦し、押し込まれる状況が続きました。
その中で僕のサイドも数回突破されてしまい、その流れの中から与えたコーナーキックで開始11分であっけなく先制点を許してしまいました。
僕たちのチームは、リーグ内で最小失点であることが物語っている通り、まずは守備を大事にしています。
そして、攻撃力は決して高くありません。
リーグ内でも下から2番目の数字なので、先制点を取られるととても厳しいです。
しかしそんな厳しい状況でしたが、流れの中から右サイドを崩し、僕のクロスを見方が頭で押し込み、15分にすぐさま同点に追いつきました。
その後はなんとか凌ぎ続け、前半をなんとか同点のまま終えました。
気持ち新たに後半に臨むと、前半より落ち着いた試合運びをでき、チャンスも少しずつではあるが作れるようになりました。
それでも、点を取るまでには至らずに、逆にピンチもありながら、同点のまま試合が終了すると思われたロスタイムに歓喜の瞬間がきます。
自陣で、フリーキックのピンチを味方が跳ね返し、その流れのままカウンターで、最後は日本人の仲間が押し込み、2-1。
(冗談抜きで2018年W杯のベルギー対日本の決勝点のような形)
その後、わずかに残っていた時間をチームみんなで耐え抜き試合終了間際!
無事に18節にしてようやく今シーズン初の逆転勝ちを収めることができました。
勝利の後のロッカールームは毎試合大騒ぎですが、この日は特にみんな盛り上がってました🎉
こんな勝利を味わうと、やっぱりサッカーっていいなって改めて思います。
リーグの後半戦が始まって以降は得点も取れるようになってきています。それでもまだまだ勿体無いシーンも多いのが現実です。
現実的な今のチームの目標は残留を確実なものにし、なるべく上位へ進出することです。
今年の僕たちのリーグは歴史上稀に見る混戦模様らしいです。そのため、1試合で順位の変動が大きくあるので、引き続き油断のできない状況が続きます。
個人的な目標は残り6試合でゴール、アシストを合わせあと3回記録することですが、この試合ではディフェンス面での課題が出たので、そこの改善にも取り組みます。
残り試合は昇格を目指してる上位陣との戦いが続くので、その昇格争いをかき乱すような戦いをチームとしてしていきたいと思います。
また個人としても上位チーム相手にインパクトのあるプレーをできるよう、怪我をしないよう良い準備を続けていきます。
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