【西原拓夢選手 寄稿】アピールは要らない

本人提供

皆さん、Bom dia!

大学サッカー部時代、監督がこんな言葉を発していました。

『アピールは要らない』

僕は当時、アピールは要らないという言葉に“?”を浮かべていました。

「アピールしないと試合で使ってもらえないやん」というのが僕の考えでした。

今もそこは変わっていないと言えば変わっていません。

しかし、少し見方が違うようになったかな、と。

そもそもアピールとは…

アピール(appeal)とは、何事かを他者訴えかけること、および、その訴え内容のこと。積極的に相手訴えかける主張の意味用いられるともあれば、行動伴わない相手惹きつける人心訴える)「魅力の意味用いられることもある。

Weblio辞典より

この内容を目にすると、監督が言っていた言葉が分かる気がします。

何かを他者に訴えかけること。

訴えるためにプレーしているのか?となります。

違いますよね。

自分がより良い選手になる為に、自分の目標のために、チームのために、やるべきことをやる。これが正しいことかと思います。

監督は当時、そんなことを選手たちに訴えようとしていたのかもしれません。

極論、“監督が見ているからアピールするのか?違うだろ”。

そんな感じですかね。

 

ここからはサッカーの話ではありません。

私生活でのアピール。

「こんなことを俺はやったんやぞ」というアピールは、相手に示さないように心掛けています。

例えば、ゴミ拾い。

なかなか行動に起こすのは難しいですが、ゴミを拾って「俺、ゴミ拾いしてるんやぞ」って、なんか違うなって思っちゃいます。

例えが悪いかもしれませんが、そういうアピールは要らないなって。

もっと分かりやすい例だと、相手のためを思った行動を一つ取ってみるとします。

相手に「俺、お前のためを思ってこんなことしたんだぜ?」ってアピールは必要ないなって…

相手が気付いてくれたら気付いてくれたでよくて、気付かなかったってそれはそれで良いんです。

それは相手に褒めてもらいたいから取ってる行動ですか?と。

違うはずです。

 

そんなアピールのことを、学生だった時に言われた言葉を懐かしく思いながら今回の記事にしてみました。

皆さんはアピールについてどう思いますか?

それではこの辺りで!VAMOS !!!!!

たくむ

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