皆さん、Bom dia!
僕は思っていることをバンバン書く人なので、ご了承ください。
隠すことも無ければ、偽りを書くこともしません。
ここラオス。
海外挑戦を初めて考える選手にとったら、ステップアップしていく過程としては良い選択になるかもしれません。
プロ契約が出来、試合映像もしっかり作れて、試合結果(transfermarktに)もしっかり載ります。
しかし、条件面ではまだまだ厳しいものがあるのも現実です。
クラブによっては、家が寮のようなところだったり、給与未払い、遅延、ビザの手配が上手くいってなかったり…
そんな環境でも受け入れられるなら大丈夫ですが、それでも色んな面で大変だと僕は思います。(あくまで僕の意見)
そして、本題はここから。
ラオスリーグには日本人選手が多く所属しています。
その中で色んな話を聞きました。
何も知らないことを、そして何も知らない人をターゲットに…
初めて東南アジアでプロ契約を結ぶ人に目掛けて、『プロになれるチャンスがある』という話を振り、
あるクラブへ、テスト参加(練習参加)に選手を送り込む人が居ます。
そしてテスト参加させるだけで、高額のお金を支払わせていました。
しかもクラブと契約できたとしても、クラブとの条件(給与)でシーズン通しても賄えないような額。
その選手が何も知らないことを良いことに…
なんだか悲しくなります。いや、嫌気さえ感じます。
そして他にも…
同じようなケースで、前期と後期の間での移籍期間に、あるクラブへ選手を送っていました。
しかもテスト参加で。
そのクラブは、前期で外国人選手全員がクラブを離れました。
給与未払い、等々のクラブでの問題で…
「そんなクラブに選手を送り込んでいるのか?」
「このクラブにテスト参加させて、クラブは本当に外国人選手と契約するの?」
「残り3ヶ月もないラオスリーグ、今から登録して、労働許可証を発行するのにどれだけの日数が掛かるか知っているのか?」
そんなことを考えると、胸が痛くなりました。
多分です。多分選手本人はそんなこと知らないことだと思います。
でも実際分からないですけどね…
このクラブがきちんとして、給与も払うようにするかもしれないし、労働許可証もすぐに発行してくれるかもしれない。
ただ、このクラブの現状を、選手を送り込んだ人が本当に把握して、送り込んでいるのか…
選手のことを思って、送り込んでいるのか…
僕の焦点はそこにあります。
最近、若い子の海外挑戦の相談で、僕は色んな人から連絡をもらえる立場になりました。
少なくともこんなことは絶対にしないし、きちんと向き合いたいと思っています。
どう相手に感じてもらえるかは分かりませんが、きちんと連絡をしてくれる人にはきちんと返してきています。
なので何かあったら気軽に連絡もらえたらと思います。
東南アジアの話だったら、肌感覚で少しは話ができるので!
そんなリアルに起きているお話でした。
それではこの辺りで!VAMOS!!!!!
たくむ
Official site | Takumu-Nishihara | 西原拓夢 オフィシャルサイト
『J. FOOTBALLER』では、海外でプレーする日本人選手からの寄稿を募集しています。所属カテゴリーや寄稿の頻度を問わず記事ページをご作成いただけますので、海外での日常やサッカー生活について発信したい方・ご自身のPRに活用したい方は、是非ご利用ください。