日本から約8100km、リトアニアで掴んだ”夢と頂”【川内 陽一選手インタビュー|後編】

川内 陽一選手
川内選手Instagram

川内 陽一選手

川内選手Instagram

「ヒロシ君には負けたくない」繰り広げられる”日本人対決”

千載一遇のチャンスをモノにし、カップ戦制覇の立役者となった川内選手。今シーズンも残すところわずかとなった現在、残りのリーグ戦に向けては何を見据えているのだろうか。

「前期は7点取って、自分的にも調子が良かったんですけど。夏明けぐらいから身体に痛い部分が出てきたりして、調子が上がらなくて。後期も試合には出てたんですけど、点を取れない状況がずっと続いていて。

もう優勝にリーチがかかってる状況で、もちろん優勝っていうのは大前提ですし。

来年1部に昇格した先を考えると、やっぱり後期まだ点が取れていないので、結果にこだわって、やっていきたいと思っています」

数値上では「2ケタ得点」を目標として挙げるとともに「ライバル」の存在も口にした。

「FKミニヤっていうチームに宮澤 弘選手がいるんですけど、今その人が日本人の中で1番点を取っていて。それこそ昨日(10月15日)も試合があって2点取って、合計で10点取ってるんですけど。

弘君には負けたくないです」

宮澤選手とは、VONDS市原時代に関東2部リーグで対戦した経験もあり、既にその頃から存在を認知していたようだ。

「弘君は南葛FCで、2部で得点王だったんですよ。その時から自分は知ってて『すごい選手いるな』って。

それで今年、弘君が去年の自分みたいにトライアウトに来ていて、友達から『宮澤選手が来てるよ』っていう話を聞いてて。

弘君がミニヤに入って、試合で会い始めてからは、連絡も取り合うようになって、仲良くさせてもらっています」

遥か遠くで繰り広げられる「日本人対決」は、どちらに軍配が上がるのだろうか。

タイトルとURLをコピーしました