「それもサッカー選手をやる意味、やりがいだと思ってます」
プロ2シーズン目も終わりへ近づきつつある現在、今後の目標には何を掲げているのだろうか。
「目標としてはヨーロッパの大会、チャンピオンズリーグだったり、ヨーロッパリーグだったり、カンファレンスリーグで活躍すること。やっぱりヨーロッパでやっていく中で、目の前の目標がそこですね。
後々はもっとヨーロッパの中でレベルアップして、5大リーグに近付けるぐらいの環境でサッカーができればと思ってます。
今季は自分たちがカップ戦で優勝して、来年度のカンファレンスリーグへの出場資格が一応貰えていて、来年には目標としていたものがあるので。選手としても、ココはチャンスじゃないかなと思ってます。
楽しみもありますし、やっぱり不安もありますね。来年このまま(試合に)出れることは保証されていないので。
それもサッカー選手をやっている意味、やりがいだと思ってるので、競争に勝って、そういう舞台でしっかりまた活躍できればなと思います」
「まだ皆から注目を浴びていない所で頑張っている日本人選手がいる中で、サッカーや海外に興味がある方、そうじゃない方にも『色んな国で日本人が頑張っているんだぞ』ということを知って欲しいなと思います」
幼少期に心を奪われ、多くを共にしたサッカー。
一度は諦めかけたものの、諦めかけたからこそ、辿り着くことができたプロの舞台。
サッカーに魅せられた九州男児は、今日も異国の地でボールを追い続ける。
(2023年10月16日取材)
川内 陽一選手
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