【菊池 禎晃/渡辺 潤之介選手】終盤に痛恨の決勝ゴール...注目の首位攻防戦はクルビ04に軍配

JIPPOヨエンスー
菊池選手Instagram 🄫Mikko Kalavainen

キックオフ前時点で今シーズン未だ負けなしのJIPPOヨエンスー(菊池 禎晃選手渡辺 潤之介選手所属)は7月13日、同じく今季無敗のクルビ04をホームに迎え撃った。注目の首位攻防戦に観衆が詰めかける中、試合は日本時間1時にキックオフを迎えた。

 

試合は序盤からクルビ04が好位置でのFKを獲得するなど、両チームともにいくつかの決定機を生み出したものの、一向にスコアの動かない締まった展開に。両チーム団や会場に詰め掛けたサポーター達から先制点が渇望される中、0対0のスコアレスで試合を折り返した。

 

迎えた後半戦、なおもスコアのこう着状態が続く中で迎えた70分、左サイドでボールを受けた菊池選手にクルビ04のOscar Haggstrom選手が激しくチャージ。主審からはレッドカードが提示され、同選手は一発退場となった。一方の菊池選手は、数分間ピッチに横たわった後に控えのJoona Malinen選手と交代し、ピッチを後に。負傷が心配される中、試合後には自身の公式Instagramで相手選手を労わるメッセージを添えつつ、骨に異常はなかったことを報告している。

その後は数的なアドバンテージを得たJIPPOヨエンスーが、サイドからの折り返しや意表を突くロングシュートで相手ゴールへ迫るも、待望の先制点には繋がらず。10人でのプレーを強いられたクルビ04もロングボールを用いた攻撃やカウンター攻撃でゴールを目指すも、1点の遠い展開が続いた。

両チームともに相手の牙城を崩すことなく迎えた後半アディショナルタイム、ついに試合の均衡を破ったのはビジターチームのクルビ04。エリア内でルーズボールに反応したMichael Boamah選手と渡辺選手が接触し、審判からはPKの判定。最後はダビド・エゼー選手がPKを冷静に決め切り、クルビ04が大きな先制点を手にした。

1点ビハインドの状況となったJIPPOヨエンスーも試合終盤にCKを獲得。同点ゴールを狙うべくGKのPyry Piirainen選手も前線に上がり、渾身のパワープレーに出る。しかし、最後は相手DFがボールを大きく蹴り出し、スコアは0対1でタイムアップ。クルビ04が首位攻防戦に打ち勝ち、今季8勝目を飾った。

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