【菊池 禎晃/渡辺 潤之介選手】序盤のビハインドから追いつけず...敵地で4位ラーデン・レイパスに惜敗

JIPPOヨエンスー
菊池選手Instagram 🄫Mikko Kalavainen

7月22日、菊池 禎晃選手渡辺 潤之介選手が所属するJIPPOヨエンスーは、アウェイでラーデン・レイパスと対戦。JIPPOヨエンスーは前節、今季初となる黒星を喫したものの、すでに勝ち点23を積み上げ、キックオフ前時点ではリーグ3位に位置。対するラーデン・レイパスも前節の敗北をもって今季の無敗記録が途絶えたが、1つ下のリーグ4位をキープしている。

再び勢いを取り戻すためにも白星が渇望される中、両チームにとって今季11戦目となるリーグ戦はラーデン・レイパスの本拠地Kisapuiston Stadionで日本時間22時にキックオフを迎えた。なお、渡辺選手はスタートからの出場、前節は相手選手との接触プレー直後にピッチを後にした菊池選手もスタメン出場を果たした。

 

試合が動いたのは前半15分。CKからのボールにファーサイドのEemil Laamanen選手がヘディングで合わせ、ボールはゴールの中へ。チームに先制点をもたらし、早い時間帯からホームのラーデン・レイパスが1点のアドバンテージを手にした。

対するJIPPOヨエンスーは、序盤には相手のハイプレスに苦戦する場面も見受けられたものの、徐々に試合の流れを手繰り寄せる。前半の半分以上が経過した30分には、10番のJanne Partanen選手のドリブル突破から一度右サイドへ展開した後に、ボールは逆サイドにポジションをとった菊池選手の元へ。リズミカルなタッチから縦への突破を図り、中央へ山なりのクロスボールを送ったが、惜しくも待ち構えていたAake Yletyinen選手の頭には合わなかった。

 

スコアは依然として1対0のまま試合は後半戦へ突入。前半に引き続き、アウェイのJIPPOヨエンスーが相手ゴール前に迫るシーンを作り出すも、待望の同点ゴールには繋がらない時間帯が続く。一方のラーデン・レイパスも機を見て追加点を狙うが、中々スコアの動かない拮抗した試合展開に。

徐々に雨足が強まる中、菊池選手からの鋭いキックを活かしてCKからの得点も図ったJIPPOヨエンスーだったが、いずれもラーデン・レイパス守備陣がゴールを阻止した。

試合はそのままラーデン・レイパスが序盤に手にしたリードを守り抜き、1対0でタイムアップ。同チームは今季4つ目となる白星を手中に収めた。一方のJIPPOヨエンスーは、渡辺選手が11試合連続となるフル出場、菊池選手が5月末のPK-35ヴァンター戦ぶりとなるフル出場を果たしたが、敵地で惜敗を喫する結果となった。

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