【菊池 禎晃/渡辺 潤之介選手】大量得点でPEPOに快勝!2試合ぶり白星で再びリーグ2位へ

JIPPOヨエンスー
菊池選手Instagram 🄫Mikko Kalavainen

リーグ開幕戦から9戦目までを無敗で終えたものの、直近2試合で連敗を喫しているJIPPOヨエンスー(菊池 禎晃選手渡辺 潤之介選手所属)。再び勢いに乗りたい同チームは7月28日、フィンランド南東部にあるラッペーンランタでのアウェイ戦を迎えた。

対戦相手はリーグ9位に位置するPEPO。昨季ウッコネン(フィンランド2部)で1シーズンを戦った同チームは、試合前時点で3勝2分6敗と今年はやや苦しいシーズンを送っている。

更なる順位浮上を目指したい両チームによる一戦は、日本時間午前1時に開始のホイッスルが鳴り響いた。

 

試合序盤から主導権を握ったのはJIPPOヨエンスー。前半12分および13分にTerrence Smith選手が立て続けにネットを揺らし、ビジターチームが2点のリードを築いた。なお、1得点目では菊池選手が、2得点目では渡辺選手がアシストの直前にパスを供給し、得点に絡むプレーを見せた。

一方のPEPOもすぐさま反撃へ。失点直後の15分には、左サイドから上げられた山なりのクロスをPablo Stupiski選手がヘディングでシュート。アルゼンチン出身のアタッカーがネットを揺らし、点差を1点に縮めた。

しかし、PEPOの得点から間もない21分、相手陣内の左サイドで菊池選手からのスルーパスを受けたNuutti Tykkylainen選手が低めのクロスを送り、最後はAnton Eerola選手が足を伸ばしてフィニッシュ。直前の失点をリカバーし、JIPPOヨエンスーが再び2点のアドバンテージを手にした。

その後もJIPPOヨエンスーによる決定機が目立ったものの、試合はそのまま1対3で折り返しを迎えた。

 

試合は後半戦に入り、GKとの1対1の場面を含め、JIPPOヨエンスーがなおもチャンスを作り出すも、スコアの動かない時間帯が続く。劣勢にあるPEPOも時折相手ゴールに迫る攻撃を見せたが、どれも待望の追撃点には至らなかった。

依然として2点差で迎えた82分、スコアを動かしたのはまたしてもJIPPOヨエンスー。菊池選手が相手ペナルティエリア内でパスを受け、鋭いターンからシュートコースを探ってボールを運んだ後に、最後はTerrence Smith選手が右足一閃。同選手はハットトリックを達成するとともに、チームにダメ押しの4点目をもたらした。

試合終盤にはPEPOがPKを要求する場面もあったものの、試合はそのまま1対4でタイムアップ。アウェイのJIPPOヨエンスーが2試合ぶりの白星を手にし、再びリーグ2位に浮上した。

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