目指すはヨーロッパ最高峰の舞台、そして「生きる原動力」に【菊池 禎晃選手インタビュー|後編】

菊池 禎晃選手
菊池選手Instagram 🄫Mikko Kalavainen

菊池 禎晃選手

今季からはJIPPOヨエンスーに所属  菊池選手Instagram 🄫Mikko Kalavainen

「だからこそサッカーは面白い」JIPPOヨエンスーでの今シーズン

昨シーズン終了後にオファーを受け、今春にはJIPPOヨエンスー(フィンランド3部所属)への移籍を発表。昨季から1つカテゴリーは落ちたものの、自身を必要としてくれるクラブからのオファーを喜んで受け入れた。

なお、フィンランド3部に相当するカッコネンはA~Cの3グループに分かれてリーグ戦が行われ、今季JIPPOヨエンスーはグループAに所属。

レギュラーシーズンでは、接戦の末にグループAで優勝を手にし、昇格を懸けたプレーオフのトーナメントでは、決勝戦で敗北を喫する結果となった。

「色んな選手・関係者が言うには、今年のグループAは強豪が全部詰まっちゃっていて。上位4~5つぐらいは、厳しい試合が続いたんですけど、だからこそ楽しめましたし。

そんな中でリーグ優勝を獲って、トーナメントは準優勝だったんですけど。そこまで行けたのは、僕にとって、とても良い経験になったんじゃないかなと思います」

なお菊池選手は、前述のプレーオフ決勝戦(ホーム&アウェー)にフル出場。1戦目は0対0で幕を閉じたものの、2戦目では延長後半にネットを揺らされ、苦渋を味わう結果となった。シーズンを締めくくる激戦を通して、今後への課題も感じ取ったようだ。

「僕らにも決定機がいくつもあって、それを決め切れない時間が続いて、最後にやられたので。

でも、だからこそサッカーは面白いですし。僕にも決定機があったので、それを決め切れば、自分の手でチャンピオンを獲れたんですけど。

まだまだ練習が足りないなと実感しました」

タイトルとURLをコピーしました