キール・町野修斗選手が直接FK弾含む2ゴール1アシスト!連敗脱出&ブンデスリーガ2勝目に貢献
昨季ドイツ2部リーグを2位でフィニッシュし、今季からクラブ史上初めてブンデスリーガ(同国1部)の舞台に挑むホルシュタイン・キール。同クラブは昨日、日本時間23時半から今季第15節でFCアウクスブルクとの対戦を迎えた。
直近5試合で連敗を喫し、今季ここまで1勝2分11敗と苦境が続くホームのホルシュタイン・キールからは、昨年6月に湘南ベルマーレから完全移籍で加入したFW町野 修斗選手が先発出場。2試合ぶりにスタメンの座を掴んだ町野選手は、2ゴール1アシストを挙げ、第5節アイントラハト・フランクフルト戦以来となる得点をマークした。
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試合は、立ち上がりの前半5分にFCアウクスブルクが先制点を挙げると、直後の12分には、町野選手からのマイナスの折り返しをDFラッセ・ローゼンブームが沈め、ホルシュタイン・キールが同点に成功。
勢いに乗るホルシュタイン・キールは、32分および35分にFWフィル・ハーレスが連続でネットを揺らすと、39分にはペナルティエリアからやや離れた位置で直接FKのチャンスを獲得。町野選手がキッカーを務めると、ゴール左下隅にシュートを決め切り、リードを3点に伸ばした。
そのまま4対1で試合を折り返すと、スコアは動かず、試合は後半アディショナルタイムに突入。終了のホイッスルも徐々に近づく中、90+1分に決定機を創出したのはホームのホルシュタイン・キール。ボールを左サイドに大きく展開し、ダイレクトパスを織り交ぜたパスワークからゴール前に侵入すると、MFマグヌス・クヌドセンがファーサイドにグラウンダー性の折り返しを供給。最後は町野選手がダイレクトで流し込み、勝利を決定付ける5点目をチームにもたらした。
試合は5対1で終了を迎え、6試合ぶりとなる勝利を収めたホルシュタイン・キールは、ブンデスリーガ2勝目を獲得。2ゴールを挙げた町野選手は、今季ここまでリーグ戦6得点をマークし、チーム内でトップの得点数を記録している。
なお、FCアウクスブルクに在籍するMF奥川 雅也選手は、復帰明けから主にセカンドチームで試合に出場しており、今節ホルシュタイン・キール戦もメンバー外となった。