皆さん、Bom dia!
先日、所属クラブの選手、スタッフである病院へチャリティー活動として行って来ました。
そこでは海外から医師が数週間、ボランティアとして子供たちの手術のためラオスに来られていました。
口唇裂・口蓋裂という症状を持っている子供たちが手術を受けていました。
生まれたときから、唇(口唇)や上あご(硬口蓋)、のどちんこ(軟口蓋)がつながっていない状態のことを言います。
割れ方(裂)にも種類があり、唇のみがつながっていないお子様(口唇裂)、唇と歯茎がつながっていないお子様(唇顎裂)、のどちんこのみがつながっていないお子様(軟口蓋裂)、のどちんこだけでなく、上あごにもつながり忘れがあるお子様(口蓋裂)、そして割り合いとして最も多い口唇も口蓋もつながっていないお子様(唇顎口蓋裂)がいます。
このような症状を持った多くの子供たちが、ラオスの地方からこの病院に集まり、手術をされていたそう。
そして今回、手術終わりの子供たちに会って来ました。
サイン入りのボールや、バッグを子供たちにプレゼント。
手術を終えたばかりで、まだまだ唇を痛そうにしている子供。ボールを貰ってキャッキャ遊ぶ子供。色んな子供たちが居ました。
それでも皆んな喜んでくれて…
最後は皆んなでサッカーしていました。

僕自身、これまで怪我は沢山してきましたが、生まれつき持った大きな病などはありませんでした。
これがどれだけ幸せなことか。
この症状は環境にもよるものだということを、帰ってから調べて分かりました。(以下、病気の原因)
このような奇形の発症は妊娠の初期(2~3か月ごろ)の母体の栄養障害や精神的なストレス、さらに副腎皮質ステロイド薬や鎮痛剤などの薬物などによる環境因子、また遺伝的な要因が関与していると考えられています。また、発生率は高齢出産になるほど高いともいわれています。しかし、原因が不明なものが7割に達しています。
こういう場所に来ないと分からないことだったし、感じられなかったこと。
そして何より、子供たちの笑顔が見れたこと、何より嬉しいことでした。
チームスポンサーの一つの活動として呼んでいただき、スポンサーをはじめチームスタッフの皆さん、ありがとうございました。
そんなチャリティー活動に参加させてもらったお話でした。
それではこの辺りで!VAMOS!!!!!
たくむ
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