【西原拓夢選手 寄稿】一発で評価が変わることも

一発で評価が変わることも
本人提供

皆さん、Bom dia!

海外でサッカーをするのと、Jリーグでプレーするのとでは大きく違うと思います。

海外でもヨーロッパのクラブや、アジアの強豪クラブでプレーするのと、東南アジアの発展途上のクラブでプレーするのとでも違ってくると思います。

しかし、サッカー選手である以上、自分のクラブで自分のやるべきことをすることには変わりはありません。

 

今シーズン、Jリーグのクラブからリョウスケが加入してくれました。

高卒からTOPチームに昇格し、J1からJ3へと渡り歩き、そこから1年半のブランクはありながらもYoung Elephants FCへ。

加入してすぐにAFC Challenge League 2024-2025(アジアの国際大会)があり、2試合のうち1試合は前半途中で交代、2試合目はハーフタイムで交代、という彼にとってはほろ苦い海外デビューとなりました。

怪我やコンディションで思うようにプレー出来ていない彼も間近で見ていました。

それでも、僕の中では「リョウスケが一番上手い!」と思っていました。

体の使い方とか、ボールの持ち方、中盤におけるポテンシャルでは誰にも負けないだろうな、と。

ラオスリーグ後期からはリーグ登録され、一緒にプレーしましたが、コンディションも徐々に上げていってる感じ。

しかし、前節では一番大事なところで逆転ゴールのミドル炸裂。

前回も書きましたが、ずっと彼のことを見てきていたので、彼のゴールは特別嬉しかったです。

そして試合終わりにボスに呼ばれ、『リョウスケ、良かった!よくやった!』と彼のことを褒めてくれました。

正直に言うと、ボスがリョウスケに求める期待値と、コンディションの上がらなかったリョウスケとではギャップがありました。

そんな話もボスからされたこともありました。

が、そんなギャップを一気に粉砕してくれたのは、リョウスケ自身です。

この世界、どれだけ結果が重視されるか…

そんな最高のパフォーマンスだったと思います。

この一発で評価は大きく変わったことでしょう。

そして彼自身、何か吹っ切れたものも感じたのかな、と思います。

海外一発目って、やっぱり環境も違いすぎるし、外国人選手とは?というところに自問自答することも出てくると思います。

何か感じれるキッカケになったらなーと思います。

いやーそれにしても最高ゴールだった。

最終戦も期待しつつ、僕も最高のゴールで勝利へと導きます。

それではこの辺りで!VAMOS!!!!!

たくむ

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