皆さん、Bom dia!
人生の分岐点って、人それぞれ通ってくるところだと思います。
何かがキッカケで、または何かの影響で、自分のマインドや行動が変わり良い方向に進む瞬間っていうか、成長するタイミングっていうか…
僕にもいくつか分岐点があったように思います。
一番若くで味わった瞬間は、高校時代かな。
1年生の時に、「このままじゃ強くなれへん。強くならなあかん。」と3年間陸上部の朝練に参加させてもらったこと。
ここで懸垂が1回も出来なかった僕。
ここで女子部員よりも足が遅かった僕。
全てにおいて誰よりも遅く置いていかれた僕。
恥ずかしい想いなんてありすぎたけど、それ以上に「強くなりたい！」って思い続けて、1度も休むことなく取り組んだこの3年間が僕にとっての一番最初の人生の分岐点かなと思います。
ここから身体改革をしていって、当たり負けしないようにトレーニングに励んで、一つの自分の武器も出来ました。
大学時代に出会ったコーチも、僕にとっての一つの分岐点。
サッカーに対してのマインドはもちろん、色んなことに対してのモノの捉え方や前向きな考え、色んなことを教わり強くなれました。
周りのことなんか関係なく自分の想いを貫くこと、そんなことを教わったように思います。
そして4年前の大怪我。
それまでもたくさんの人に応援してもらいながら、サッカーが出来ていたことは分かっていました。
しかし、この時の皆さんの声援、応援は僕の大きなパワーとなり、「俺はまだまだやれるし、やらなあかん！」って想いにさせてもらいました。
復帰してからのシーズン、自身歴代最多得点。
責任感というものをこれまで以上に持ち、強い気持ちで挑めていました。
これも自分を後押ししてくれている、たくさんの人がいてくれたことが1番の要因です。
そんなの、頑張れる以上に頑張れました。
多分、人生には“ここぞ！”って時が、誰しも訪れると思います。
そこでどう踏ん張れるか…
人生の分岐点と大袈裟に言いましたが、もっと色んなことがありました。
一つ一つの経験が自分を形成して、今の自分がいることも分かっています。
だからこそ“今”を大事に生きないといけません。
チャンスをモノにするために。
と、この辺で終わっておきます。
それでは、VAMOS!!!!!
たくむ
Official site | Takumu-Nishihara | 西原拓夢 オフィシャルサイト
『J. FOOTBALLER』では、海外でプレーする日本人選手からの寄稿を募集しています。所属カテゴリーや寄稿の頻度を問わず記事ページをご作成いただけますので、海外での日常やサッカー生活について発信したい方・ご自身のPRに活用したい方は、是非ご利用ください。
