【柴田 勇輝選手】今季無敗の首位チャタヌーガ戦、追い詰めるも終了間際に直接FK弾...

柴田 勇輝選手
柴田選手Instagram

柴田 勇輝選手擁するクラブ・ドゥ・リヨンは6月25日、テネシー州南東部に本拠地を持つチャタヌーガと敵地で対戦。

ホームのチャタヌーガは今季未だ負けなしで、リーグ首位に位置(キックオフ前時点)。9試合で記録した失点はわずか「2」と今季は堅い守備が光っている。一方のクラブ・ドゥ・リヨンも直近2試合ではともに白星を獲得。プレーオフ圏内のリーグ6位をキープしている。

今季初の顔合わせとなるチャタヌーガに対し、どのようなサッカーが繰り広げられるのか注目が集まる中、試合は日本時間8時30分にキックオフを迎えた。なお今節、柴田選手はベンチからのスタートとなった。

 

試合は、前半から一進一退の攻防が続く締まった内容に。両チームともにいくつかのチャンスを演出したものの、どの攻撃もゴールには繋がらず。45分間のうちにネットを揺らすことはできず、0-0のスコアレスで後半戦へと突入した。

 

迎えた63分、ついに試合の均衡を破ったのはアウェイのクラブ・ドゥ・リヨン。ゴールラインから25mあまりの位置でFKを獲得し、Victor Rojas選手が直接ゴールを狙ってシュート。左足から放たれたシュートはゴール中央へ向かったものの、相手GKが痛恨のキャッチミス。Duque Kewin選手がルーズボールを見逃すことなくゴールへ押し込み、クラブ・ドゥ・リヨンが先制に成功。チームに待望の先制点をもたらしたDuque Kewin選手に元へベンチメンバーも駆け寄り、チームメイトと共に喜びを爆発させた。

75分には、既にイエローカードを1枚提示されているVictor Blanco選手に代わって、柴田選手がピッチへ投入された。

得点から25分以上が経過し、その後も依然としてスコアは動かず、試合は後半アディショナルタイムへ。勝ち点3が目前に迫る中、クラブ・ドゥ・リヨンのJohan Garcia選手がドリブルで侵入して来た相手を倒してしまい、チャタヌーガが好位置でのFKを獲得。昨季26試合に出場し、19得点をマークしたノルウェー人FW、Markus Naglestad選手がキッカーを務め、ゴール左下隅へ鋭くシュート。放たれたボールは放物線を描き、そのままゴールネットへ突き刺さった。今季無敗のホームチームが土壇場で同点に成功し、スタジアムからは歓喜の声が上がった。

その後も、両チームともに最後までゴールを目指したものの、試合は1-1で終了。試合終盤の直接FK弾が試合を振り出しに戻し、勝ち点1を分け合う結果になった。

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