【髙山 和真/谷口 遼弥選手】バレスティアカルサが今季2戦目を制しリベンジ果たす

谷口 遼弥選手
谷口選手Instagram

2月に幕を開け、早くも全試合の半分以上を消化したシンガポールプレミアリーグ(シンガポール1部)。7月2日にはホウガンとバレスティア・カルサによる今季16戦目となるリーグ戦がジャラン・べサル・スタジアムで行われた。

ホームのホウガンは5月から6月にかけてチーム史上初となる4連勝を成し遂げたものの、現在は2連敗中とやや苦しい状況。対するバレスティア・カルサも前節は1点差で黒星を喫しており、今節は何としても白星奪取を目指したいところだ。

なお、両チームは2月下旬に今季1度目の顔合わせを終えており、髙山 和真選手谷口 遼弥選手は共に1得点をマーク。スコアは3-2でホウガンに軍配が上がっている。今節もホウガンが勝利を手にするのか、はたまたバレスティア・カルサが雪辱を果たすのか。今季2度目の対戦に注目が集まった。

 

ホウガンは髙山選手をCBに据える布陣を選択。なお、栗山 直樹選手は今節ベンチ外となった。

対するバレスティア・カルサは4-3-3のインサイドハーフに谷口選手、左ウイングに杉田 将宏選手、センターフォワードに星野 秀平選手を起用し、今節に臨んだ。

12分、ホウガンに決定機が訪れた。サイドからの折り返しを味方がヘディングで落とし、昨月チームに加入したDjordje Maksimovic選手がボレーで合わせるも、上手くミートできず。ボールは相手GKにはじき出され、得点には結び付かず。

続くCKでもニアサイドでのフリックを使って決定機を演出したものの、ボールは枠の外へ。試合序盤はホウガンの攻撃が目立つ試合展開になった。

33分にはDjordje Maksimovic選手が相手GKとエリア内で接触。しかし、主審からはノーファウルの判定が下され、PK獲得には至らなかった。

 

その後も両チームともに先制点が生まれることはなくスコアレスのまま後半戦へ。

初めにチャンスを手にしたのはバレスティア・カルサ。後半開始間もない49分、谷口選手がドリブルで中央突破を図り、バイタルエリアに侵入。自陣に戻りながらの守備を強いられたホウガンのJordan Vestering選手が後方から足をかけ、主審からイエローカードが提示された。

ペナルティエリア付近の絶好の位置でFKを得たバレスティア・カルサは「10番」谷口選手をキッカーへ。右足からやわらかく放たれたボールは壁の外を巻き、直接ゴールへと吸い込まれ、バレスティア・カルサが先制点を手にした。

先制を許したホウガンもDjordje Maksimovic選手を筆頭に相手ゴールへ迫るが、中々追撃点に至らない状況が続く。

一方のバレスティア・カルサは、前半戦ではホウガンにボール支配率およびシュート数の両方を上回られていたものの、先制に成功し、徐々に勢いを引き寄せる試合展開に。54分にはCKからのボールをMadhu Mohana選手が直接頭で叩き込み、2点目をゲット。90分には星野選手からの折り返しをファーサイドの杉田選手が頭で合わせダメ押しの3点目を獲得。

点差を少しでも縮めたいホウガンはアディショナルタイムに1点を返すも、1-3で試合終了。ホウガンにとっては3戦連続の黒星を喫する悔しい内容となった。一方、バレスティア・カルサは今季8勝目となる白星を手中に収め、勝ち点を24に伸ばした。

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