元大和シルフィード・田中ひとみ選手が後半ATに劇的ゴラッソ!逆転勝利のウエルバは国内杯4回戦進出
今季スペイン2部リーグに所属するスポルティング・ウエルバは日本時間21日、国内カップ戦「コパ・デ・ラ・レイナ」3回戦でテネリフェとアウェイで対戦した。
リーグ戦では、開幕から10試合で2分8敗と厳しい状況が続くスポルティング・ウエルバからは、DF田中 ひとみ選手、MF米井 朋香選手、MF野口 彩佳選手が揃って試合にフル出場。2017年まで大和シルフィードに所属した田中選手は、後半アディショナルタイムに決勝点となる1ゴールをマークした。
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試合は、前半序盤に先制に成功したテネリフェの2点リードで後半に突入すると、81分および84分にスポルティング・ウエルバが立て続けに得点を挙げ、試合を振り出しに戻した。
スコアは変わらず2対2で迎えた90+2分、逆転を狙うスポルティング・ウエルバが右サイドからのアーリークロスで攻撃を図ると、相手ディフェンダーがクロスボールをクリア。一度ボールは前方に弾かれるも、ルーズボールに反応した田中選手がダイレクトで意表を突くロングシュートを放ち、見事ゴールネットを揺らした。
試合はそのまま2対3で終了を迎え、土壇場で逆転に成功したスポルティング・ウエルバが白星を獲得。後半終盤に2点差をひっくり返し、国内杯4回戦進出を達成した。
なお、6年半に渡って所属したSDエイバル(同国1部リーグ所属)を離れ、今季からスポルティング・ウエルバに加入した米井選手は、ゲームキャプテンとして試合に出場している。