大ケガに涙した2023年、苦境超えてACLの舞台へ「ゴールで価値を証明したい」【田中 幸大選手インタビュー|後編】

田中 幸大選手
田中選手Instagram

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目前に迫るACLの舞台、注目すべきは「得点力」

2月下旬に幕を開けたシーズンもいよいよ大詰めに突入。すでにリーグ戦は終了し、セーラーズにとって、残す舞台はシンガポールカップ(国内カップ戦)とACLの2大会となっている。

ただし、田中選手にとっては「一本勝負」になるようだ。

「シンガポールカップはリーグ戦の登録でいくことになっていて、僕はもう登録抹消されちゃってるので。

あとは、もう自分が復帰はしてるので、(ACLのメンバーに)監督が自分を選ぶか選ばないかのところではあるんですけど。

僕は毎日100%ピッチの上でできることを体現して『戻って来たんだ』というのを見せるしか方法は無いですし。

引き続き、周りの人への感謝や毎日サッカーができるありがたみを感じながら、やっていきたいなと思います」

ACLは『DAZN』でも放送が実施されるため、自身のプレーがより多くの目に留まる機会になるだろう。改めてアピールポイントを尋ねると、開口一番こう話した。

「もう得点力ですね。ゴール前での駆け引きとゴールに対する執着心。

僕の中では試合に出ることが全てじゃないし、ゴールを決めることで存在価値を示せると思うので。そこにフォーカスして、ワンチャンスをものにして、見返せるようにしたいなと思います」

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