【田中 美和選手】2ゴールに絡む活躍で勝利に貢献!勝ち点積み上げリーグ3位へ

田中 美和選手
田中選手Instagram

甲級リーグ(台湾女子1部)第8節、田中 美和選手が今季から在籍する航源足球俱樂部は、臺北熊讚Play Oneと対戦した。

アウェイの航源足球俱樂部はキックオフ前時点でリーグ4位に位置。対する臺北熊讚Play Oneは第7節の高雄陽新FC戦を除いた全ての試合で勝ち点を獲得し、航源足球俱樂部よりも勝ち点を1つ多く積んでリーグ3位をキープしている。

スコアによっては順位逆転も大いにありえ、航源足球俱樂部にとって約半月ぶりとなるリーグ戦は、3位浮上に向けて重要な一戦となった。

 

田中選手は前節と同じく4-2-3-1のトップ下として出場。筑波大学蹴球部出身の玉村如捺選手もセンターバックとしてスタメン起用された。なお、田中選手は今節のゲームキャプテンを務めた。

先制点を手にしたのはアウェイ航源足球俱樂部。前半の半分以上が経過した26分、田中選手がCKからニアサイドへ低弾道のボールを送り、相手DFのオウンゴールを誘発。ゴールの直後、チームメイトは即座にコーナーにいる田中選手のもとへ駆け寄り、周囲からの田中選手への信頼が垣間見えた。

41分、またも決定機を演出したのは田中選手。センターサークル内から相手の最終ライン裏へ送った浮き球のパスは、FWのLi Yiwen選手もとへ。同選手はトラップ後にカットインからすぐさまゴール上段へシュートを放ち、大きな追加点をチームにもたらした。

 

航源足球俱樂部が2点のアドバンテージを手にして迎えた後半戦、前半戦とは打って変わってスコアがこう着する展開に。

試合も徐々に終了へ近づき、全体の運動量が減少していく中、キャプテンマークを巻いた田中選手はボール保持者へのサポート、最終ラインの裏やライン間への際どいパスを欠かさない。

試合終盤もなお、両チームともにゴール前へ迫る場面がいくつかあったものの、スコアは依然として変わらず、2-0で試合終了。

航源足球俱樂部が貴重な勝ち点3を手にし、リーグ3位へ浮上。今シーズン2度目の対戦(1度目の対戦は5月上旬に行われたリーグ第3節。スコアは1-1のドローで決着した)は、アウェイの航源足球俱樂部に軍配が上がった。

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