【田中 美和選手】終盤に追撃するも花蓮FCに敗北…3位でシーズン後半戦へ

田中 美和選手
田中選手Instagram 🄫林冠群

11月上旬まで続く中断期間前に行われる最後のリーグ戦となった甲級リーグ第9節。田中 美和選手が所属する航源足球俱樂部は、花蓮FCと今季2度目の対戦を迎えた。

アウェイの航源足球俱樂部はキックオフ前時点で勝ち点14を積み上げ、リーグ3位に位置。対する花蓮FCは、2勝1分5敗の負け越しでリーグ5位。昨シーズン無敗優勝を成し遂げた強豪にとっては、ややフラストレーションの溜まる前半戦となっている。

前半戦を締めくくる上で両チームにとって非常に重要となる一戦は、7月8日17時(日本時間)にキックオフを迎えた。

 

開始間もない前半10分、相手ゴール前に攻め込んだのはアウェイの航源足球俱樂部。エリア内の絶好の位置でパスを受けた李選手がシュートを試みるも、相手DFが素早くコースに入ってシュートをブロック。待望の先制ゴールには繋がらなかった。

その後もこう着状態が続き、迎えた40分、ついに試合を動かしたのはホームの花蓮FC。相手DFのトラップミスをカットし、すかさずゴール前へカウンター。冷静にパスを繋いで相手を崩し、最後はワンタッチでゴールを獲得。花蓮FCが先制に成功し、前半を1点リードで折り返した。

 

迎えた後半戦、開始早々にネットを揺らしたのは、またも花蓮FC。相手DFのタッチミスを見逃さず、左ウイングの劉選手がこぼれ球をワンタッチでシュート。ペナルティスポット付近から放たれたシュートがゴールに吸い込まれ、アドバンテージを2点に伸ばした。

一方で、今季リーグ最多得点を誇るアウェイチームも黙ってはいない。失点からわずか2分後の50分、ワンツーのコンビネーションから右サイドを突破し、エリア内に山なりの折り返し。ボールは左サイドハーフの陳選手が頭で合わせ、最後は相手DFに当たってコースが変わり、そのままゴール内へ。点差をすかさず1点に戻した。

しかし、航源足球俱樂部が反撃ゴールを挙げた直後の52分、またしてもスコアを動かしたのは花蓮FC。相手陣内深くにロングボールを放り込み、最後はエリア内からインサイドハーフの陳選手がシュート。直前の失点を帳消しにする3点目をチームにもたらした。

3失点目を喫するも、反撃を試みる航源足球俱樂部。66分には田中選手がドリブルから力強いミドルシュートを放つも、相手GKが身体を倒してゴールを阻んだ。

その後も2得点目を狙い続けるも、ようやくネットを揺らしたのは試合終盤の88分。左サイドからの折り返しを相手GKがキャッチし損ね、こぼれ球を田中選手がボレー。難しい体勢から放たれたシュートは待望の追撃点をマークした。

しかし、それ以上の反撃は時間が許さず、スコアは3対2で試合終了へ。アドバンテージを守り抜いた花蓮FCが勝利を飾り、今季3勝目を獲得した。

次節、航源足球俱樂部は約3カ月に渡る中断期間を経て、11月4日17時(日本時間)にリーグ6位の桃園戰神と対戦する。

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