【谷川 由来選手】80分に痛恨の決勝弾…ペラが接戦制し6試合ぶりに勝ち点獲得

谷川 由来選手
谷川選手Instagram

谷川 由来選手が所属するクチン・シティは、前節の惜敗から中7日でリーグ11位に位置するペラをホームに迎え撃った。なお、両チームは3月に行われたリーグ第4節で今季初の顔合わせを終えており、ペラが2対0で白星を獲得している。両チームにとって今季2度目の対戦となる一戦は、7月16日の日本時間21時過ぎにキックオフを迎えた。なお、谷川選手は前節と同じくスタートからの出場を果たした。

 

前半13分、先制に成功したのはビジターチームのペラ。手を挙げボールを要求しながらペナルティエリアに侵入したLuciano Guaycochea選手が折り返しをダイビングヘッドで合わせ、ボールはポストをかすめた後にゴール内へと吸い込まれた。一つ前の接触プレーへのジャッジに少し気を奪われたか、クチン・シティにとっては手痛い失点となった。

ペラが1点のリードを手にする中、クチン・シティも反撃を試みて相手ゴール前に迫る。前半の3分の2以上が経過した33分、ペナルティエリア内のルーズボールに対していち早く反応したのは谷川選手。右足から放たれたゴール右下隅へのシュートは相手GKに辛うじて弾かれるも、こぼれ球をAbu Kamara選手が押し込み、試合を振り出しに戻した。

さらに逆転を狙うクチン・シティは、42分に前述のAbu Kamara選手の落としからAlif Hassan選手がダイレクトボレーを放つも相手GKが好セーブ。終盤の45分には、相手陣でのボール奪取から、最後は谷川選手が会場をどよめかせる鋭いシュートを放ったが、ボールはわずかに枠の外へ逸れた。

相手を上回る計8本のシュートを放ったクチン・シティだったが追加点は生まれず、試合を1対1で折り返した。

 

迎えた後半戦、試合は依然としてスコアの動かない緊迫した展開に。次に生まれる得点に更なる注目が集まる中、80分にネットを揺らしたのはアウェイのペラ。右サイドのスローインから、密集地帯をショートパスでかいくぐり、最後は韓国出身のSeo Seonung選手がペナルティエリア付近からダイレクトでシュート。右足の内側で放ったコントロールショットがネットを揺らし、ペラが勝ち越しに成功した。

試合は上述のゴールが決勝点となり、ペラが1点差で勝利。直近6試合勝ちなしと苦しい状況が続いていたが、今季3つ目となる大きな白星を手にした。

タイトルとURLをコピーしました