【谷川 由来選手】1点の差を埋められず...アウェイのケダが勝点3を手中に

谷川 由来選手
谷川選手Instagram

全26節のうち第18節目へ突入したスーパーリーグ(マレーシア1部)。谷川 由来選手を擁するクチン・シティは本拠地サラワク・スタジアムにケダを迎え撃った。

シーズン序盤から白星が遠のき、今季は難しいシーズンを送っているクチン・シティ。直近数試合でもドローや僅差での敗北が続いており、順位浮上に向けて何とか勝ち点3を獲得したいところ。対するケダは前々節から連勝をキープし、AFCカップ出場も狙えるリーグ3位に位置している。

なお今節、前節は途中からの出場となった谷川選手はスタートから試合に出場。7月29日(土)の夜に設定されたナイターゲームは日本時間21時過ぎにキックオフを迎えた。

 

試合は開始からこう着状態が続く中、前半終盤の39分に均衡が破れる。CKからゴール前に蹴り込まれた鋭いボールをIfedayo Olusegun選手が押し込み、ケダが先制点を手にした。

対するクチン・シティも失点の数分前にカウンター攻撃を試み、最後は谷川選手のパスからAbu Kamara選手がフィニッシュを図ったものの、ボールは相手DFにブロックされた。

ビジターチームが終盤にネットを揺らし、前半はそのまま0対1でタイムアップ。ケダが6割を超えるボール保持率と5本のシュートを記録した一方で、クチン・シティのシュート数は1本に留まる試合展開となった。

 

迎えた後半戦、依然としてスコアが1点差で停滞する中、68分にはケダが決定機を演出する。CKからの内巻きのボールに、セルビア出身DFのボヤン・チーゲル選手がヘディングでシュート。ニアサイドから放たれたシュートはゴール手前でバウンドをついたものの、辛うじてGKが反応。最後は谷川選手がスライディングで前方へ掻き出し、失点を免れた。

一方で、反撃に出たいクチン・シティも85分に前述のAbu Kamara選手がヘディングで、後半ATにも同選手がオーバーヘッドでシュートを放ったが、いずれも同点弾には至らなかった。

前半終盤に生まれたケダの先制点を除いて、最後までゴールは生まれず、試合は1点のリードを守り切ったアウェイチームが白星を獲得する結果となった。今節惜しくも敗北を喫したクチン・シティは、8月5日にサバとマレーシアカップ・ラウンド16の第1戦目を戦う。

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