【谷口 遼弥選手】終盤に値千金の決勝弾!アウェイのバレスティアが激戦に勝利

谷口 遼弥選手
谷口選手Instagram

現在3連勝中と波に乗っているリーグ4位のバレスティア・カルサは7月16日、前節から中3日で7位DPMMと対戦。

白のアウェイユニフォームを身にまといジャラン・べサル・スタジアムへ乗り込んだバレスティア・カルサからは、谷口 遼弥選手がインサイドハーフ、杉田 将宏選手が左ウイング、星野 秀平選手がセンターフォワードとしてスタメン起用された。

 
 
 
 
 
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試合が動いたのは、開始間もない前半2分。谷口選手の折り返しから杉田選手がボレーを試みるも、うまくミートできず。しかし、近くにポジションを取っていた星野選手がこぼれ球を即座に押し込み、バレスティア・カルサが見事先制に成功した。

一方で、早々からビハインドの状況となったDPMMもすぐさま反撃に出る。失点から5分後の前半7分、かつてオランダのエールディビジでもプレーしたFarshad Noor選手のパスから、最後はAzwan Ali Rahman選手が左足一閃。低弾道のシュートがサイドネットに突き刺さり、DPMMが試合を振り出しに戻した。

続く16分、またもスコアを動かしたのはホームのDPMM。ゴールから30m近く離れた位置でFKを獲得した同チームはキッカーにHakeme Said選手を選択。ブルネイ代表選出歴を持つ20歳から放たれたボールは、ゴール手前でバウンドをついた後にネットへと吸い込まれ、DPMMが逆転に成功した。

先制点からわずか15分足らずで逆転に成功されたバレスティア・カルサ。しかし、リーグ3位の得点力を有するビジターチームは、またしても反撃をもくろみ相手ゴール前へ。

前半の半分以上が経過した30分、相手ペナルティエリア内深くに侵入した谷口選手がDFに倒され、主審はPKを指示。自身の獲得したPKを谷口選手がゴール右隅に決めきり、再びスコアをイーブンに戻した。

試合開始直後からスコアが激しく動く中、試合は2対2で前半を終えた。

 

迎えた後半戦、前半戦とは対照的に、試合は均衡を保つ締まった展開に。前半と同様、バレスティア・カルサがDPMMを上回るシュート数を記録し、51分にはGKと1対1の局面からDaniel Goh選手が、67分にはバイタルエリアから谷口選手が際どいシュートを放つも、ともに相手GKがゴールを阻んだ。

依然としてスコアは2対2のまま試合は終盤へ。ドロー決着も考えられ始めた85分、またも谷口選手が相手エリア内でファウルを受け、PKのチャンスを獲得。再びボールを手にした谷口選手は、今度はゴール左側を狙うも相手GKが反応。しかし、弾かれたボールを谷口選手が自ら押し込み、チームに値千金の逆転弾をもたらした。なお、同ゴールをもって谷口選手は今季20得点目をマークした。

一方で、勝ち点奪取に向けて反撃に出たいDPMMだったが、89分にはYura Putera選手が退場処分を受け、さらに厳しい状況に。試合はそのままバレスティア・カルサがリードを守り抜き、2対3で終了を迎えた。

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