【谷口 遼弥選手】終盤に歓喜の決勝弾!ホームで勝利し連敗脱出

谷口 遼弥選手
谷口選手Instagram

谷口 遼弥選手擁するバレスティア・カルサは6月11日、ホームに7位タンジョン・パガーを迎えた。なお4位に位置するバレスティア・カルサは直近2試合に敗北しており、何とか今節で連敗を断ち切りたいところ。一方のタンジョン・パガーは前節、1試合ぶりの白星を手中に収めている。

今季2度目の対戦となる今節、谷口選手は4-3-3のインサイドハーフ、杉田 将宏選手は左ウイング、星野 秀平選手はセンターフォワードとして試合開始からの出場を果たした。

 
 
 
 
 
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試合が動いたのは、前半の約3分の2が経過した31分。星野選手が杉田選手からの柔らかいパスに抜け出し、GKと1対1の局面に。冷静にGKの股を通すストライカーらしいフィニッシュを披露し、バレスティア・カルサが先制に成功。

続く33分には、Darren Teh選手が放ったシュートが、エリア内で相手DFの右腕に直撃。胴体から腕が離れていたこともあり、VAR判定の末、バレスティアカルサがPKを獲得した。キッカーを務めたのは背番号10番の谷口選手。ボールを鋭くゴール左下に流し込み、チームに追加点をもたらした。

 

前半を2-0で折り返し、迎えた54分。またもチャンスを手にしたのはバレスティア・カルサ。カウンター時に、谷口選手がペナルティエリア付近までボールを運び、左サイドへ展開。柔らかいパスを受けたHo Wai Loon選手がそのまま左足でシュートを放つも、ボールはクロスバーを直撃。しかし、予測していたかのように星野選手がこぼれ球に反応し、ボールをゴールネットへ。バレスティア・カルサが3点目を手にし、タンジョン・パガーを大きく突き放した。

流れは完全にバレスティア・カルサのものかと思われた63分、今度はタンジョン・パガーがエリア内でファウルを受け、PKを獲得。名門ディナモ・ザグレブユース出身のMarin Mudrazija選手が決め切り、2点差に詰め寄る。

続く67分にも決定機がタンジョン・パガーに訪れる。CKからのボールをオーストラリア出身のMF、Blake Ricciuto選手が頭で叩き込み2点目を獲得。わずか5分間のうちに2得点を奪い去り、点差を1に縮める。

またも決定機を作り出したのはタンジョン・パガー。今度はSyukri Bashir選手が浮き球のボールをエリア内で受け、ダイレクトで反転シュート。後半の半分以上が経過した73分、ついにスコアが振り出しに戻る。

反撃の狼煙を上げたタンジョン・パガー。しかし、バレスティア・カルサも白星獲得に向けてホームの意地を発揮する。

終盤に差し掛かった81分、ドリブルでカウンターを試みる谷口選手にMohammad Faizal Bin Roslan選手が激しくタックル。2枚目のイエローカードが提示され、同選手は退場処分に。タンジョン・パガー守備陣のピースが欠け、流れは再びバレスティアカルサに傾き始める。

退場から間もない85分、攻撃に出たのはバレスティア・カルサ。星野選手が左サイドからクロスを上げるも、相手GKがパンチングに失敗。予期せぬルーズボールから最後に押し込んだのは、またしても谷口選手。本日2得点目をあげ、再びバレスティア・カルサが勝ち越しに成功。観客席からは歓喜の声が上がり、会場のボルテージも最高潮に。

試合はそのまま4対3で決着。土壇場で逆転に成功したバレスティア・カルサが貴重な勝ち点3を手にした。

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