【内山竣太選手 寄稿】プロチームに練習参加しました

先日初めて2部のチームへ練習参加をしてきました。

率直な感想は、全然やれるレベル感でした。

今回この機会が与えられた経緯としては、
このチームの監督から、来シーズンの契約に向けて自分に興味をもっている、とエージェントに連絡がありました。

今年中に来年の契約を目指しているため、
それならシーズン中ではあったが、自分たちの公式戦がないこの週で練習参加を一度してみるのが得策だという判断になり、急遽参加させていただいたという形です。

シーズン前に本当は2部チームに行く予定でしたが、結局行けずじまいだったので、初めての2部、初めてのプロチームへの練習参加になりました。

1日目は、軽いウォームアップをした後にひたすらダブルボックスサイズで5vs5のメニューでした。

スタッフからの指示や練習メニューの説明が全てフィンランド語だったので、チームメートがその都度英語に翻訳してくれました。

肝心のパフォーマンスは、ほとんど何もしてない。というよりボールが全然来なかったという表現が正しいです。

無名のノンキャリアの日本人にたくさんボールを触らせてくれるほど、甘くはありませんでした。

どうにか要所要所でボール奪取をしたり、体を投げ出し守備をしたりしたものの、見てる側からしたら物足りない出来だったと思います。

 

2日目は、ポゼッションからのゲーム形式でした。

当たり前のことですがポゼッションでは
スピード感、正確さともに今所属してるチームよりも
レベルの高さを感じました。

自分のプレーはというと、
ルールもいまいちわからない中でのプレーだったので、卒なくこなした という感じでした。 

ゲーム形式の1つ目のメニューでは、左バックを任され
マッチアップしたコロンビア人をしっかり止めることに専念し、DF面では良いパフォーマンスを出来ました。
攻撃面では特にインパクトを残す事は出来ませんでした。

本来この後にフルコートの11vs11をやる予定だったのですが、離脱者が多いらしく、7vs7になりました。

最後の7vs7では本職の右バックをすることができ、
2アシストや、数回のボール奪取など最低限のパフォーマンスは出来たと思います。

コミュニケーションの部分では、1日目より自己主張、味方とのコミュニケーション共に出来たと思います。

自分が日本人だとわかれば練習中にも関わらず、
ワンピースや進撃の巨人の話をしてくる選手がいたり、練習後のロッカーでも気さくに話しかけてくれる選手も何人もいました。

チーム事情により2日間のみの参加でしたが、
プロチームの雰囲気、プロチーム内での外国人選手の重要さ、レベル感などを体感できた有意義な時間となりました。

英語もフィンランド語も全く話せないにも関わらず
結果を残せているが故に所属してる選手もいたので、
言葉ももちろんだが、外国人選手として目に見える結果を残すことが重要だと再認識しました。

来シーズン以降のプロ契約に繋げるために、この体感した基準を忘れず、常に自分の中に持ち続け、自チームでの練習に励みたいと思います。

 

後日監督からフィードバックがあり、好印象だったと言っていただきました。しかし、この監督が来シーズン契約更新するかまだわからない事や、チーム事情的に今すぐは決断はできないと言われ、今後も引き続き見させてもらう。とのことでした。

 

ここまでリーグ戦14試合に出場して
2ゴール 5アシストという結果を残しています。

目標としてる合計8まで残り1なので、残り4試合で絶対に達成したいと思います。

残り4試合全てが上位陣との戦いなので、
来シーズンに繋げられるよう、良いパフォーマンスを出来るよう、コンディションを作ります。

1ヶ月後には海外での1シーズン目が終了しています。

充実したシーズンだったと思えるよう、最後まで気を抜かずに頑張ります。

引き続き応援よろしくお願いいたします🤲

 

※古傷の膝の状況がここ数日、非常に不安定な状態なので、膝に詳しい方いましたら、ご連絡お待ちしています…!!

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