【内山竣太選手 寄稿】突然の監督解任

先日リーグ戦第10節終了後に突然所属チームの監督解任が発表されました。

全27節+αで構成されるフィンランド2部リーグで
ここまで2勝4分4敗、10チーム中7位という中での突然の解任でした。

去年前監督と共に36チームで構成されたフィンランド3部リーグを優勝し、契約更新もスムーズに行い、今年もここまで信頼してチームで唯一全試合スタメンで起用してもらっていたので、正直申し訳なく寂しい気持ちもあります。

短い間でしたが一緒に戦えて良かったと僕は心から思います。ありがとうございました。

解任の連絡を聞いた時は、よくJリーグや各国リーグで起こってたことがまさか自分の身に起こるとは…という感じでした。

なんかプロっぽいな〜(初めての経験なので)
1番はピッチに立ってる選手たちの責任なのにな〜

というのがシンプルに湧き上がってきた感覚でした。

昇格組として
残留を目標にするチーム
中位フィニッシュを目標にするチーム
上位進出を目標にするチーム
優勝を目標にするチーム 

など様々なチームがありますが、僕たちのチームの場合シーズン前に獲得した選手たちの給料や経歴の割に結果が伴ってなさすぎるというのが、首脳陣の判断かなと推測します。

全て勝手な憶測ですが、去年から契約更新してる選手は10人程度で、その他の半分以上の選手はほとんどが上のカテゴリーから移籍してきました。

そのためそれなりの給料をもらってると思います。

にも関わらず結果が出てない。

もう少し深掘りして原因として僕が考えるのは

・経歴のある選手、少し名前のある選手たちに対して特別扱いしてる感がすごいある
・その割に彼らがハードワークしない
・それに対して現地のフィンランド人たちも彼らにあまり要求できない(フィンランドサッカー界の常識なんて僕は知らないのでひたすら要求しています)
・彼らの言動により周りの選手が萎縮する
・必然的にチームの雰囲気が悪く、結果も出ない

経歴のある選手、ビッグネームを獲得した際に起こると予想されるネガティブな現象が多々発生していました。

これらを打破するために新監督が来ました。

彼はフィンランドでここ数年少し話題になってる監督で、すでにお互い面識がありました。

過去のチームでは王様の様なプレイヤーをチームから追放したり、どのプレイヤーにも同じ物を求め、忖度抜きに物事を判断する監督だと思います。

今の僕たちのチームに1番必要な、ハードワーク、ファイティングスピリット、チームへの忠誠心などをもたらしてくれると信じています。

チームがどう変わっていくのか楽しみです。

個人としても心機一転、結果を残し続けられるシーズンにしていきます。

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内山選手note

 


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