引退についての定義は人それぞれあると思います。
しかし、どれを当てはめても私にはしっくり来ません。
なぜなら、生涯スポーツとして一生続けていきたいもので、異国の地で生活をしたいと思ってるならなおさら続けるべきだとも思ってるからです。
家族の事情や怪我、病気などで短期的にサッカーを離れることは間違いなくあるでしょう。
それでも時間の経過とともに、間違いなくピッチで楽しみながらボールを追いかけてる自分を想像してしまいます。
世間的にはぼちぼち良い年齢とされる27歳、6月には28歳になります。
また、時期的なものも重なりJリーグはもちろん様々なカテゴリーの選手たちの引退を目にする今日この頃です。
それに伴い、僕自身もポジティブでもネガティブでもなく、何気なくサッカーをいつまでやるのかと聞かれることがあります。
・身体が動くだけやる
・楽しめるだけ楽しむ
・サッカーを通じて色んな国へ行き人と交流できるのは今しかできない財産
これらが質問に対しての答えです。
サッカーで生計を立てないといけないルールはないし、小遣い稼ぎでもいい。なんなら人脈作りのツールとしてでもいい。本気でやらないといけないルールはない。
「サッカーはあくまで人生を豊かにするためのツールの一つ」 でしかないという良い意味で楽観的に捉えられるようになりました。
もちろん2024年のように、サッカーで生活に困らないくらいのお給料をいただき続けられたらそれに越した幸せは今現在ないでしょう。
しかし、チームが無い現在最悪の状況を想定しなければいけないタイミングも来ます。
そんな時でもサッカーを辞めるつもりはないし、何かしらサッカーがもたらしてくれる恩恵を受け続けたいと考えています。
なので、プロサッカー選手を引退せざる負えないことは間違いなく来ますが、現役プレイヤーとして引退することはないでしょう。
その頃にはSNSもやってないでしょう。
どれくらい自分の膝が痛むのか、腰が曲がってるのか、自分の子供たちもサッカーにのめり込んでいるのかなどの楽しみな想像が膨らみます。
引退した選手たちには心の底から お疲れ様でした と伝えますが、自分はまだまだプレイヤーとしてサッカーを続けていきます!
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