「早くもっと上のリーグへ」北欧から見据えるステップアップ【渡辺 潤之介選手インタビュー|前編】

渡辺 潤之介選手
渡辺選手Instagram

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“不完全燃焼”のびわこ成蹊大時代

四日市中央工業高校を卒業後は、びわこ成蹊スポーツ大学へ進学。関東方面への進学も視野に入れたものの、練習参加時に受けた大学側のリアクションなどを鑑みて、上述の進路を選択した。

「入学して、最初はBチームに入れさせてもらってたんですけど、あまり個人的に良い成績を残せず、良いパフォーマンスができていなくて。

徐々にカテゴリーが下がっていって、そこからも中々上がれずで」

部員数は300に近く、メンバー争いの熾烈さは言うまでもない。結果として、一度もトップチームに昇格することなく、大学生活を終えることになった。

「高校と同じで結果は出てなかったんですけど、高校ほど充実したサッカー生活を送れていたとは思っていなくて。自分の中では、大学4年間は”不完全燃焼”と言うか。

もっと良い4年間を送れたんじゃないかなって、振り返って思っています」

「でも、大学4年生の時に、最後のIリーグが開幕して。コロナの影響で、1カ月で1年間のスケジュールをこなすぐらいの日程で、週2~3回試合があってハードだったんですけど。

その厳しい日程の中でも『結果を出したい』という気持ちが強かったのもあって、大学史上初めてIリーグで全国大会に行かせてもらえたので。そこの最後の1カ月は、すごい充実してサッカーができていて、良い時間を過ごせたんじゃないかなって思ってます」

通常、各大学のセカンドチーム以下によって行われるリーグ戦。正式名称はインディペンデント・リーグ。

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