目標のインドネシアに向けて「見ている人の”感情”を揺さぶるプレーを」
フィリピンでの2シーズン目を迎える中、今後の展望についてはー。
「1つは、夏にこのチームからステップアップすることで、リーグ戦全試合出場と得点王を目標に掲げてやってるんですけど。今はスタメンでもなくて、自分の”ストライカー”っていうポジションでも出れてないので。
ちょっと難しい状況ですけど、選手としての自分の目標が『最後はインドネシアの1部でプレーする』ことで、逆算すると、今年の夏に違う国へしっかりステップアップすることが重要なので。
そこを目指してリーグ戦で結果を出すことができればなと思っています」
「自分がプロになりたいと思ったのは、少しでも、見ている人の”感情”を揺さぶるプレーをして、パワーとか元気を与えたいなというところから始まったので。
別にプロ選手じゃなくても、見ている人に自分のプレーを届けることはできるんですけど。
プロになれば、それ以上の人たちに、もっともっとサッカー知らない人とか、それこそ日本人じゃなくて海外の人にも届けることができるんじゃないかと思ったので。
去年AFCカップを経験して、フィリピン以外の国のサッカー環境とか、サッカー熱を感じて。
オーストラリアも凄かったですし、カンボジアもミャンマーも凄かったんですけど、『それ以上にインドネシアが凄い』っていう話を聞く中で、自分もその中でやってみたいと思ったので、インドネシア1部でプレーするという目標を立てています。
今は日本人1人で中々練習もうまくいってないし、ストライカーじゃないポジションをやってるので、うまくいかないのは当たり前ですけど、めげずに成長できるチャンスだと思って。
今は苦しいですけど、夏にしっかり『良かったな』と思えるように頑張っていきたいなと思います」
自身のプレーを通して。
「プロ」選手として。
自らの目標も見据え、南国から「感情」を揺さぶる。
(2024年3月8日取材)