一方で、ピッチ外においても何ら苦労はないと語る。
「生活の面では、正直あまり日本にいたときと変わらないというか。練習場とジム、スーパーに歩いてすぐ行ける距離の所に住んでいるんですよ。こっちは車がなかったら結構大変なんですけど、全部歩いて行ける距離ですし。
目を怪我する前からそうなんですけど、チーム練習と自主トレ、ジムとスーパー以外に行く所ってあまりなくて。最初の何回かは場所を覚えないとダメだったんですけど、何回か通ったら大体は分かるので。それは日本にいても一緒のことですし。
食事は基本自炊ですね。自分で作り置きしておいて、それを食べてみたいな感じです。自分の場合、家にいる間はご飯を作って、お風呂に入って、洗濯して、寝るぐらいなので。苦労は特別ないですね」
一方で、チームはすでにリーグ最終節を終え、12チーム中6位でフィニッシュ。地域別リーグの上位チームによって行われるチャンピオンシップへの進出は叶わなかった。
シーズンを終えた今は、どのような日々を送っているのだろうか。
「今はとにかく練習をしていますね。練習試合はあるんですけど、公式戦がないので。
朝はサッカーの練習をして、身体のケア。練習場の横に陸上トラックがあるから、昼からはそこでスプリントとかのトレーニングをして、その後はジムで筋トレ。最後にケアをして終わりですね、一日は。
しっかりサッカーに専念できる環境に身を置けていると思います」
一にも二にも自己鍛錬。再び海を渡ってもなお、生活の中心には常に「サッカー」があるようだ。