二度目のクラブW杯にJリーグへの挑戦、失明危機乗り越え「全部目標を達成したい」【松本 光平選手インタビュー|後編】

松本 光平選手

松本 光平選手

3年越しの劇的復帰も「まだここはスタートライン」

驚異の復活を遂げ、ニュージーランドでのシーズンを終えた松本選手。先々については一体何を見据えているのか。

「今後はもう一度クラブW杯に出たいですし、それは何年かかっても必ず実現させるつもりです。

あとはJリーグでもプレーしたいですし、Jのピッチに立つことは子どもの頃からの目標でもあったので。それこそ、2019年のクラブW杯に出たときも『結果を出してJクラブへの逆輸入を目指したい』とも話していました。

もしも今、自分が視覚障がい者という中でJリーガーになったら、目に障がいを持って苦しんでいる子どもたちに『目が見えなくてもJリーグの舞台に立てるんだよ』っていう姿を見せられるかなとも思うので。

どっちが先になるかは分からないですけど、その2つの目標は必ず達成したいなと思っています」

今夏のニュージーランド移籍は、先々を見越した決断でもあった。

「目を怪我してから復帰するために、色んなクラブに自分を売り込みましたけど『目が見えてないからプレーなんてできないでしょ』みたいな感じで。どこも全く相手にしてくれなくて。

その中で、去年はデウソン神戸がFリーグという舞台でプレーする機会を与えてくれました。それでも、やっぱり日本国内のサッカーチームからの返答はどれも『フットサルはできてもサッカーはできないでしょ』っていう感じで。

なので、サッカーをプレーできることを証明するために、試合に出て、実績を作ろうと思ってニュージーランドに来ました」

傍から見れば逆境の連続。そんな中でも、境遇を悲観することなく、常に道を切り開き続けた。

「なので『ここで復帰したから終わり』とは思っていないですし、この先に繋げなきゃ意味ないと思いますし。まだ復帰しただけなんで、ここから這い上がっていきたいなと。

サッカー選手として復帰したことで、やっと次に繋がるスタートラインに立てたかなと思っています」

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