6月3日(日本時間)、柴田 勇輝選手が所属するクラブ・ドゥ・リヨンは中2日で再びアルビオン・サンディエゴと対戦。5月31日に行われた前節では、アルビオン・サンディエゴが試合終了間際に勝ち越しゴールを挙げ、2対1で勝利を飾っている。なお今節、前節80分間の出場を果たした柴田選手はベンチからスタート。アルビオン・サンディエゴからは同じく日本出身の門野真也選手がスタメン起用された。
先手を取ったのはクラブ・ドゥ・リヨン。試合開始早々の前半8分に、左サイドからの折り返しをIgnacio Lopez選手が左足で丁寧に合わせ、先制点を手にした。
その後もクラブ・ドゥ・リヨンが何度か相手ゴール前に迫る場面を演出したものの、追加点は生まれず。前半を1点のリードで折り返した。
試合序盤とは打って変わって、後半戦に突入してもスコアのこう着状態が続く中、74分には柴田選手がピッチへ。交代直後の75分には、味方からのスルーパスを最終ライン裏で受け、体勢を崩しながら右足で際どいコースを狙った柴田選手。放たれたボールはポストの内側に当たり、そのままゴールへと吸い込まれた。交代直後のファーストプレーで早速チャンスをものにし、チームに大きな追加点をもたらした。
同点を狙うアルビオン・サンディエゴも反撃を図り、81分に1点を返したものの、スコアは2対1でタイムアップ。クラブ・ドゥ・リヨンが前試合の雪辱を果たし、勝ち点3を獲得した。また、同チームは今季2勝目を飾り、リーグ6位へと浮上した。