社会人サッカー経てラトビアへ、車内で決まったモンゴル移籍【鈴木 章弘選手インタビュー|前編】

鈴木 章弘選手
鈴木選手Instagram

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―2022年からはFCウランバートルに加入し、2021/22シーズンはモビ・プレミアリーグ(国内1部)で準優勝を飾りました。モンゴルへの移籍に至った経緯は?

「その時はコロナが落ち着いてたので、比較的ヨーロッパの色んな所にチャレンジできるタイミングではありました。

それで、ラトビアでお世話になってた人に、ラトビア1部リーグのチームと、リトアニアのクラブのトライアウトを用意してもらって参加したんですけど、どちらもうまくいかず。

個人的に『もうラトビアでダメだったらサッカー辞めようかな』っていう風に考えてた時期でもあったので。

でも、トライアウト落ちて日本に帰ってサッカー辞めます、っていう自分が何か嫌だなっていう気持ちがあって。

それで(レゼクネスFA再加入前に)モンゴルで契約した時にお世話になってた人に連絡をしたら、FCウランバートルがすぐに手を挙げてくれて。

リトアニアから帰ろうとしてるバスか何かで、契約書にサインして『じゃあすぐ行きます』と言って、モンゴルに行ったって感じですね」

―FCウランバートルとは、トライアウトを経由せずに契約が決定したのでしょうか?

「そうですね。モンゴルは比較的"ダイレクトサイン"が多い印象ではあります。

モンゴルでトライアウトをしてる日本人っていうのは、あんまり聞いたことが無いですかね。

例えばロシア人とかアフリカ人だと、チームが『ちょっと見たい』と言って、トライアウトさせるケースは何度か聞いたことありますけど、日本人は基本ダイレクトの印象があります」

―日本人選手のダイレクトサインの多さには、どのような理由があると思われますか?

「個人的に僕が抱いている印象にはなるんですけど、やっぱりモンゴルから見る日本のサッカーの印象が良いことと、毎年20人前後の日本人選手がモンゴルでプレーするので、日本人に対してのある程度の信頼があるのかなっていう部分ですね。

実際僕がモンゴルを離れてからも、僕に対するオファー以外でも、色んなチームから『良い日本人いないか』みたいな話も来るので。

結構日本人に対しては好印象なのかなっていうイメージを持っています」

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